FX取引を始めたばかりで、pips(ピップス)という言葉を耳にして「難しそう…」と感じていませんか?
この記事では、pipsの基本から計算方法、損益との関係まで、初心者さんでもわかりやすく解説します。
pipsを理解することで、FX取引がより円滑に進められますよ。

pipsってなんだか難しくて、なかなかFXを始められない

pipsはFX取引の基本単位なので、ここで一緒にしっかり理解していきましょう
この記事でわかること
- pipsとはFXにおける値動きの単位
- 通貨ペアごとにpipsの価値は異なる
- pipsを使って損益計算ができる
FX取引でのpipsとは何か?
pipsの基本を分かりやすく解説
FX取引におけるpipsとは、為替レートの変動を表す単位のことです。
pipsは「percentage in point」の略で、通貨ペアごとに価値が異なります。

pipsって、何だか難しそう…

大丈夫です、pipsはFX取引の基本単位なので、ここでしっかり理解しましょう
FXでなぜpipsが重要なのか
pipsが重要な理由は、異なる通貨ペアの変動を共通の単位で比較できるからです。
たとえば、ドル/円とユーロ/ドルのように異なる通貨ペアの値動きを比較する際、pipsという共通単位を使うことで、値動きの大きさを正確に把握できます。

通貨ごとに単位が違うと、比較が難しいよね…

そうですね、pipsがあるからこそ、通貨ペア間の値動きを比べやすくなります
pipsを理解することで、取引の損益を計算したり、取引の効率を評価したりできます。
pipsを理解するための数値例
pipsの具体的な計算方法
pipsは通貨ペアによって計算方法が異なります。
ここでは、具体的な計算方法を解説します。
- ドル/円のような円を含む通貨ペア: 0.01円が1pips
- ユーロ/ドルのような円を含まない通貨ペア: 0.0001ドルが1pips
円を含む通貨ペアでは、1ドルが100円から100.01円になった場合、1pipsの上昇となります。
円を含まない通貨ペアでは、1ユーロが1.0800ドルから1.0801ドルになった場合、1pipsの上昇となります。

pipsの計算方法ってややこしいな

pipsの計算は、最初は戸惑いますよね
次は、通貨ペアごとのpipsの価値の違いについて解説します。
通貨ペアごとのpipsの価値の違い
pipsの価値は通貨ペアによって異なります。
ここでは、代表的な通貨ペアのpipsの価値を見ていきましょう。
通貨ペア | 1pipsの価値 |
---|---|
ドル/円 | 0.01円 |
ユーロ/円 | 0.01円 |
ポンド/円 | 0.01円 |
ユーロ/ドル | 0.0001ドル |
ポンド/ドル | 0.0001ドル |
同じ1pipsでも、通貨ペアによって金額が変わる点に注意が必要です。
例えば、ドル/円で10pips動いた場合と、ユーロ/ドルで10pips動いた場合では、損益に差が出ます。
取引する通貨ペアのpipsの価値を事前に確認することが大切です。

通貨ペアによってpipsの価値が違うのか

通貨ペアごとの価値の違いを理解すると、FXがより楽しくなりますよ
pipsはFX取引で共通の単位ですが、通貨ペアごとの価値の違いを理解し、より正確な取引を行いましょう。
pipsの活用方法と取引への影響
pipsで損益を把握する
pipsは損益を把握するのに役立ちます。
これにより、どれくらいの利益や損失が出たのかを数値で把握できるのです。

損益がわかりやすいのはありがたいな

損益をpipsで確認すると、具体的な数字で結果がわかるので便利です
pipsは、取引結果を客観的に評価するための共通言語と言えるでしょう。
pipsで取引の効率を知る
pipsを使うと、取引の効率を測ることができます。
例えば、同じ金額の利益を得た場合でも、少ないpipsで達成できた方が効率が良いと判断できます。
また、取引回数に対する獲得pipsを比較すると、自分の取引戦略の改善点を見つけることができます。
- 例1: 10,000円の利益を50pipsで達成
- 例2: 10,000円の利益を100pipsで達成
上記の例では、例1の方が効率の良い取引と言えるでしょう。

どのくらいのpipsで利益が出ているのか、チェックしてみよう

効率よくpipsを稼ぐために、自分のトレードを振り返ることは大切です
pipsは、FX取引の腕を磨くための指標としても活用できます。
よくある質問(FAQ)
- FXのpipsとは、何のことですか?
-
FX取引で使われる、通貨の価格変動を表す単位です。pipsという言葉は、「percentage in point」を略したものです。
- なぜFXではpipsを使うのですか?
-
異なる通貨ペアでも、共通の単位で値動きを比較できるようにするためです。通貨ごとに単位が違うと、値動きの大きさを比べるのが難しくなります。
- pipsの計算方法を教えてください。
-
通貨ペアによって計算方法が異なります。
円を含む通貨ペアは、1pipsが0.01円です。例えば、ドル/円は、100円から100.01円になると1pips上がったことになります。
円を含まない通貨ペアは、1pipsが0.0001ドルです。例えば、ユーロ/ドルは、1.0800ドルから1.0801ドルになると1pips上がったことになります。
- pipsを使って、どのように損益を計算するのですか?
-
損益は、獲得したpips数に取引量を掛け合わせて計算します。例えば、ドル/円で10pips獲得した場合、1万通貨の取引なら1000円の利益になります。
- pipsと損切りについて、注意することはありますか?
-
損切りをpipsの幅だけで決めるのは、避けるべきです。なぜなら、取引量によって損益は大きく変わるため、pipsだけで損切りを設定すると、予想以上の損失が発生する可能性があります。初心者のうちの損切りは、許容できる損失額で設定するのが大切です。
まとめ
この記事では、FX取引におけるpips(ピップス)の基本から計算方法、活用方法までを解説しました。
pipsは、FX取引をする上でとても大切な単位です。
- pipsはFXにおける値動きの単位
- 通貨ペアごとにpipsの価値が異なる
- pipsで損益を把握できる

pipsについて、理解が深まった

pipsを理解して取引に活用しましょう